INFJ 友達いない理由7選|深くつながる難しさとは(提唱者)

感情・内面の悩み(MBTI)
※本記事にはプロモーションが含まれる場合があります。

「分かり合える友達がほしいだけなのに、うまくいかない」
そんなふうに悩んでしまうことはありませんか?

INFJタイプは、共感力が高く、人の心の動きに敏感です。
けれどそのぶん、気をつかいすぎたり、本音を隠してしまったりして、なかなか人と深くつながれないもどかしさを抱えやすい性格です。

本記事では、「友達がいない」と感じやすいINFJタイプの内面に寄り添いながら、
その理由を7つにわけて丁寧に解説していきます。
やさしさと慎重さのはざまで疲れてしまったあなたへ、心が少し軽くなるヒントをそっとお届けします。

なぜ「友達がいない」と感じるのか?

INFJタイプの方は、まわりから見ると「人づきあいがうまい」「落ち着いていて話しやすい」と思われることが多いかもしれません。
しかし実際は、表には出さずとも、深い孤独を感じていることがよくあります
それは、INFJならではの“心の仕組み”が関係しているのです。

INFJタイプは共感力が高く、相手の感情や空気を敏感に読み取ります。
だからこそ、ちょっとした違和感や無神経な言葉にも傷つきやすく、自分を守るために心の距離を取ってしまうことがあります
また、「本当の自分をわかってもらえる人とだけつながりたい」という気持ちが強いため、表面的な会話では心が満たされません。

  • 周囲とうまく合わせながらも、内心では疲れている
  • 理想とする人間関係があり、それに届かないと落ち込んでしまう
  • 「自分は理解されていない」と感じることが多い

こうした思いが重なっていくと、「友達がいない」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかしそれは、あなたが冷たいわけでも、付き合い下手なわけでもありません。
ただ、自分の心に正直でありたいと願っているだけなのです。

次の章では、INFJタイプが「友達と距離ができてしまう理由」を7つに整理してご紹介します。
「これ、自分かもしれない」と思えるポイントがあれば、そっと受け止めてあげてください。

INFJタイプが友達いない理由7選

INFJタイプは、人との深いつながりを求めながらも、心を開くことに慎重な一面を持っています。
そのため、友達をつくりたい気持ちはあるのに、なかなかうまくいかずに孤独を感じやすくなります。

この章では、INFJの性格傾向にそった「すれ違いの原因」を7つ紹介します。
自分に当てはまる部分がないか、やさしい目で読んでみてくださいね。

① 表面的な会話が苦手

INFJタイプは、意味のある会話や心からのやりとりを大切にしています。
そのため、あいさつだけの会話や、表面的なやりとりが続くと、心が満たされず、距離を置きたくなることがあります。

  • 雑談だけでは、相手とのつながりを感じにくい
  • 内面にふれないままの関係に、どこかむなしさを覚える
  • 本音で話せるまでに、かなり時間がかかる

誰とでもすぐに打ち解けられる人を見ると、「自分はおかしいのかな」と感じることもあるかもしれません。
けれどそれは、あなたが深く人と向き合いたいと思っている証です。無理に合わせる必要はありません。

② 深く関わる前に相手を観察してしまう

INFJの方は、人に対してとても慎重です。
「この人は信頼できるだろうか」と相手をよく観察してからでないと、心を開けない傾向があります。
そのため、なかなか最初の一歩が踏み出せず、距離ができてしまうことがあります。

  • 相手の言葉の裏を読もうとしてしまう
  • 最初から「この人はちょっと合わないかも」と判断してしまう
  • 仲良くなる前に、自分から離れてしまう

これは、過去に傷ついた経験や、繊細な感受性のあらわれです。
慎重すぎる自分を責めず、「少しずつでも関わってみよう」と思えるだけで、関係の芽は育ちます。

③ 期待が大きく、裏切られると傷つく

INFJタイプは、人に対して深い思いやりと信頼をもって接します。
その分、「こういう関係になりたい」「きっとわかってくれる」と期待してしまうこともあります。
しかしその期待が裏切られたとき、大きな失望や悲しみを感じてしまうのです。

  • 自分が思っていたような反応が返ってこなくて落ち込む
  • 一度傷つくと、その人との関係を保てなくなる
  • 信頼していた分、裏切られたときの衝撃が大きい

理想を持つことは悪いことではありません。
けれど、相手にもそれぞれの価値観があることを思い出すと、気持ちが少しラクになるかもしれません。

④ 感情を悟られたくなくて距離をとる

INFJの方は、自分の感情をあまり人に見せたくない傾向があります。
強く共感しやすいぶん、感情を読まれることで自分が不安定になるのを恐れているのかもしれません。
そのため、つい距離をとってしまい、相手からは「冷たい人」と誤解されることもあります。

  • 弱みを見せるのがこわい
  • 感情的にならないように自分を抑えてしまう
  • 距離を取ったことで、関係がそのまま終わってしまう

本当は人とつながりたい気持ちがあるのに、自分を守るために距離を選んでしまう
そんなやさしさを、少しずつ言葉にしてみるだけでも、関係は変わっていきます。

⑤ 断れずに疲れてしまう

「相手を傷つけたくない」「がっかりさせたくない」――
そんな思いから、INFJタイプは頼まれごとを断るのが苦手です。
その結果、自分の限界をこえて人づきあいを続け、疲れきってしまうことがあります。

  • 無理な誘いも、つい「いいよ」と言ってしまう
  • 断ったあとのことを想像して不安になる
  • 結果的に関係を続けるのがつらくなり、自ら距離を置いてしまう

断ることは、相手を否定することではありません
自分の心と体を守ることも、信頼関係を長く続けるうえでとても大切なことなのです。

⑥ 理解されないと感じてしまう

INFJタイプは、自分の思いや価値観を深く抱えているため、
「わかってもらえない」と感じた瞬間に、心を閉ざしてしまいやすい傾向があります。

  • 話しても通じなかったとき、強い孤独感を覚える
  • 何度も説明するのがつらくなって、話すのをやめてしまう
  • わかってもらえないなら、関係を続けても仕方がないと思う

相手に期待していたぶん、がっかりする気持ちも大きくなってしまうのです。
でも、すぐに分かり合えなくても、少しずつ伝えていけば通じることもあります。
焦らず、自分のペースで関係を築いていきましょう。

⑦ 自分の世界にこもる時間が必要

INFJの方は、一人の時間をとても大切にします。
内面の対話を深めたり、自分の気持ちを整理したりする時間がないと、心がざわついてしまうのです。
けれど、それが続くと「人と関わるのが面倒になった」と感じてしまうこともあります。

  • 予定が続くと、ひとりで落ち着く時間がほしくなる
  • 人づきあいよりも、読書や考えごとに心が向かう
  • 結果的に、相手と会う機会が減っていく

この時間は、INFJにとって心の回復と充電に欠かせないものです。
無理に誰かと会わなくても大丈夫。自分の世界を守ることで、また人と向き合える力がわいてきます。

読書処方箋|「誰とも分かり合えない」と感じたときに

INFJタイプの方は、人にやさしく接しながらも、心の中では「本当の自分をわかってほしい」と願っています。
ですが、うまく言葉にできなかったり、期待が裏切られたりすることで、「もう誰にも話したくない」と心を閉ざしてしまうこともあります。

そんなときは、本の中にそっと寄り添ってくれる言葉を見つけてみませんか?
ここでは、孤独や不安を感じたときに「少し心が軽くなる」INFJ向けの3冊をご紹介します。
共感・安心・自分を取り戻す力をくれる本たちです📘

『手紙屋』喜多川泰

「自分は何のために生きているのか」「本当は何を大切にしたいのか」
そんな問いに、そっと答えてくれる物語です。
見知らぬ“手紙屋”から届く手紙を通して、読者は自分自身の生き方を見つめ直すことになります。

  • 人との出会いの意味を、やさしく教えてくれます
  • 気持ちが落ち込んでいるときでも、すっと心に染み込む物語です
  • INFJのように「本音を語れない孤独」に寄り添ってくれます

この本は、直接的なアドバイスではなく、やさしい物語を通じて生きるヒントをくれる一冊です。
心が疲れたときに、静かに読みたい作品です。

『反応しない練習』草薙龍瞬

INFJのように共感力の強い方は、周囲の感情や空気に振り回されてしまうことがあります。
この本は、そんな“敏感すぎる心”をやさしく鎮めるためのヒントがつまった一冊です。

  • 相手の言葉に必要以上に反応してしまう自分を整えられます
  • 感情に飲まれず、冷静に自分を保つコツが学べます
  • 仏教の教えをもとにしたやさしい思考法が紹介されています

何か言われたときに「また傷ついた…」と落ち込んでしまう方には、
「反応しない」という新しい選択肢が、心の安心をもたらしてくれるかもしれません。

『NOを言える人になる』鈴木裕介

「断ったら嫌われるかもしれない」「相手をがっかりさせたくない」
そんな思いから、つい無理をしてしまうINFJタイプにぜひ読んでほしい一冊です。

  • 他人のルールに縛られず、自分の気持ちに正直になる方法が学べます
  • 「いい人でいなきゃ」とがんばってきた人を、そっと解放してくれます
  • 自分の意志を持つことが、やさしさと両立できると気づかせてくれます

断ることは、わがままではありません。
この本は、「やさしい人が自分を守るために必要な言葉の使い方」を教えてくれます。
本当の意味で、やさしさを続けていくためのヒントが満載です。


📚 MBTIで選ぶ、もう一冊の読書処方箋

「このタイプ、もっと知りたいな」
「性格傾向を把握しておきたい」

そう感じた方へ、小さなご案内です。

実は、MBTIの性格の取扱説明書に関する本の中には、
Kindle Unlimited(読み放題)で楽しめるものもたくさんあります。

気になる性格タイプに関する本があれば、
下の記事でまとめているので
そっと探してみてくださいね📖

🔗 【読み放題】MBTI|16性格タイプ別『解説おすすめ本』まとめ

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「友達がいないのは、自分だけ…?」
そんなふうに感じてしまうときは、他のタイプの記事もそっとのぞいてみてください。
人との関わりに悩んでいるのは、あなただけではありません。

MBTIを通して、性格タイプごとに「孤独のかたち」は少しずつ違います。
他のタイプの悩みを知ることで、自分の感じ方が少しやさしく見えるかもしれません。

おわりに|共感できる人は、きっといます

INFJタイプのやさしさや共感力は、ときにあなた自身を苦しめてしまうことがあります。
「誰にもわかってもらえない」と思うたびに、本当の気持ちをしまいこんでしまったのかもしれません。

でも、心の奥にある願いは、きっとこうではないでしょうか。
「誰かと、本当に分かり合いたい」
「安心して、心を開ける関係を築きたい」

その思いを持ち続けているあなたは、とても強くて、あたたかい人です。
たとえ少し時間がかかっても、あなたの気持ちに寄り添ってくれる人はきっと現れます。

このページが、その出会いに向かう途中で、
自分のやさしさを大切にしていいんだと気づくきっかけになりますように。

——しおんより📚

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