ENFJ同士の相性は良いとよく言われますが、本当にうまくいくのでしょうか?
似た者同士だからこそ分かり合える一方で、気をつけないとすれ違いやストレスが生まれてしまうこともあります。
この記事では、ENFJ同士の相性が良い理由や、恋愛・友情・仕事などの場面で起こりがちな注意点を、心理的な視点からわかりやすく解説しています。
「ENFJのあの人とうまくやっていきたい」「自分との共通点が多い相手との関係に悩んでいる」そんな方に向けて、今日から実践できるヒントをお届けします。
ENFJ同士 相性はなぜ良い?
感情を言葉にできるから
ENFJ同士の相性が良い理由のひとつは、「感情をうまく言葉にできること」です。
なぜなら、ENFJタイプは自分の気持ちや他人の気持ちに敏感で、言葉を通じて相手を安心させる力があるからです。
- 「今日どうだった?」と自然に気づかえる
- 落ち込んだ相手に、寄り添う言葉を選べる
- 気持ちのすれ違いが起きても、話し合って修復しやすい
感情の共有がスムーズなぶん、心の距離も縮まりやすいのです。
お互いの努力を理解できる
ENFJ同士は、「がんばっている相手の気持ちがわかる」ため、相性が良いと言われます。
これは、どちらも人のために動くことを大切にしていて、目に見えない努力にも気づけるからです。
- 相手の気配りに「ありがとう」が言える
- 忙しさやストレスに共感できる
- 無理をしている様子を見抜ける
「わかってもらえた」という実感が、ふたりの絆をいっそう深めてくれます。
価値観が近く共感しやすい
ENFJ同士は、もともとの価値観がとても似ています。
それが相性の良さにつながっているのです。
- 誰かの役に立ちたいという気持ちが強い
- 正しさや思いやりを大切にしている
- 仲間や周囲との調和を重んじる
共通点が多いことで、初対面でもすぐに心の距離が縮まることも少なくありません。
ENFJ同士 相性の注意点7つ
気をつかいすぎて疲れる
ENFJ同士は、相手を思いやる気持ちが強すぎて、気をつかいすぎる傾向があります。
その結果、ふたりとも心の中では疲れてしまうことがあるのです。
- 相手の気持ちを優先しすぎて、自分の本音を押さえてしまう
- 遠慮し合って、肝心なことが言えなくなる
- 無理をしてでも相手の期待に応えようとする
「がんばりすぎない関係」を意識することが大切です。
どちらも主導権を握りたい
ENFJタイプは、自分がリードしたい気持ちを持っている人が多いです。
そのため、同じタイプ同士だと「自分が主役でいたい」という想いがぶつかることがあります。
- 意見が食い違ったときに、ゆずれなくなる
- 相手の行動に口を出したくなる
- 「自分の方が正しい」と思いがちになる
「ふたりで話し合って決める」ことを意識すると、ぶつかりを防げます。
感情がぶつかると激しくなる
ENFJは感情表現が豊かで、普段は人に優しく接します。
しかし、強いストレスや誤解があると、感情が激しくぶつかることもあるのです。
- 「なんでわかってくれないの?」と怒りが強く出てしまう
- 言い合いになったときにヒートアップしやすい
- 傷ついた気持ちを過剰にぶつけてしまう
冷静になる時間をとったり、言葉を選んで伝える工夫が大切です。
似すぎて鏡のように反応する
ENFJ同士は、価値観も行動パターンもよく似ています。
だからこそ、相手の言動に「自分を見ているようでつらい」と感じることもあります。
- 相手の欠点が自分の欠点と重なってイライラする
- 無理をしている姿が、自分の過去と重なってつらくなる
- 同じ失敗を繰り返していることに気づいてモヤモヤする
相手をとおして自分を知るチャンスと考えると、前向きに関係を育てていけます。
相手の期待に応えすぎる
ENFJは、人に喜ばれることにやりがいを感じやすいタイプです。
そのため、相手からの期待に応えようとしすぎて、自分を見失ってしまうこともあります。
- 相手が求めていることを先回りしてやってしまう
- 「ありがとう」と言われるために無理をしてしまう
- 本当は嫌なのに、相手のために我慢する
「期待に応えなくても愛される」という安心感が、健やかな関係づくりには欠かせません。
本音を後回しにしてしまう
ENFJは、空気を読んで相手に合わせるのが得意です。
けれども、そのぶん自分の本音を後回しにするクセが出てしまうことがあります。
- ケンカを避けるために、言いたいことを飲み込む
- 相手を傷つけないように、話題を変えてしまう
- 自分の希望より、相手の気持ちを優先する
「正直に話しても大丈夫」と思える空気をつくることが、お互いにとって安心につながります。
相手への依存が強くなることも
ENFJ同士は、強く惹かれ合いやすい分、依存し合ってしまう危険もあります。
特に感情面でのつながりが深いと、「相手がいないと不安」と感じやすくなるのです。
- つねに連絡をとっていないと落ち着かない
- 相手の気分にふりまわされるようになる
- 自分の考えより、相手の意見を優先しすぎる
心の自立を意識し、お互いが「自分の人生を楽しんでいる」状態が理想です。
ENFJ 同士 相性が深まる工夫
正直な気持ちを言葉にする
ENFJ同士の関係をより良くするには、「正直な気持ちを言葉で伝えること」がとても大切です。
なぜなら、どちらも相手の気持ちを考えすぎて、自分の本音を言いづらくなるからです。
たとえば、
- 「本当は少しさびしかった」と素直に伝える
- 嫌だったことも、優しい言葉で共有する
- 感謝や好きな気持ちを、言葉で届ける
こうした正直なやりとりがあると、信頼感がグッと深まります。
気持ちを隠さずに伝えることは、ENFJにとっても相手にとっても心を楽にする方法です。
ひとり時間も大切にする
ENFJ同士は、お互いに強くつながりたい気持ちが強いですが、「ひとりの時間」も大事にすることが必要です。
なぜなら、自分と向き合う時間がないと、気持ちのバランスを崩しやすくなるからです。
具体的には、
- 予定がない日を「休む日」として確保する
- カフェで一人のんびり過ごす
- 読書や散歩など、自分の好きなことに没頭する
このように、あえて距離を取ることで、心に余裕が生まれます。
ふたりの関係が心地よく続くためにも、「会わない時間」も大切な愛情表現のひとつになります。
感情の波に気づいたら休む
ENFJは感情のエネルギーが強いタイプです。
そのため、自分の感情が高ぶったときには「少し立ち止まる」ことが重要です。
たとえば、
- イライラしていると感じたら、一呼吸おく
- 会話中に感情があふれそうになったら、時間をとって整理する
- モヤモヤを言葉にする前に、自分の気持ちを書き出してみる
こうした対応を心がけることで、衝突を防ぎ、落ち着いて話せるようになります。
自分の感情の変化に気づいて、無理をしない。それがふたりの関係を守る大きな工夫になります。
ENFJ 同士 相性に合う関係の形
恋人より親友に向いている?
ENFJ同士は、恋人としても良い相性ですが、「親友のような関係」がもっと自然で長続きすることもあります。
なぜなら、感情のやりとりが深いため、安心感や友情に似た信頼が生まれやすいからです。
たとえば、
- 毎日話さなくても心がつながっていると感じる
- 小さな気遣いに感動できる
- 遠慮なく相談や助け合いができる
恋愛においても、「ドキドキよりも安心感がほしい」と感じたときは、無理に恋人らしさを求めず、友情のような関係を育むのもひとつの形です。
夫婦としてはどう?
ENFJ同士が夫婦になると、家庭の中にやさしい空気が流れやすくなります。
ただし、お互いに「よかれと思ってやったこと」がすれ違いの原因になることもあるため、注意が必要です。
たとえば、
- 家事や育児で主導権の取り合いになる
- お互いに「頑張りすぎる」ことで疲れる
- 感謝やねぎらいを忘れてしまうと不満がたまる
ENFJ夫婦は、心のつながりを大事にする反面、期待が大きくなることもあります。
だからこそ、思ったことをきちんと伝え合い、役割をはっきり決める工夫が大切です。
仕事のパートナーとしての相性
仕事の場面でも、ENFJ同士は良いチームになれます。
なぜなら、どちらも責任感が強く、人の気持ちを大切にしながら行動できるからです。
具体的には、
- 会議の場での雰囲気づくりがうまい
- 誰かが困っているときにすぐ気づける
- 分担や協力を自然に行える
ただし、どちらも「正義感が強い」ぶん、意見の違いが出ると譲れないこともあります。
仕事では「役割分担」と「ルールづくり」がうまくいくポイントとなります。
ENFJ 同士 相性を育てる会話術
先回りせず「聞く」ことを意識
ENFJは「察する力」が強いため、つい相手の言いたいことを先に決めてしまうことがあります。
けれど、相性を深めるためには「相手の話を最後まで聞く姿勢」がとても大切です。
たとえば、
- 相手の言葉を途中で遮らない
- 答えを急がず、気持ちを確認する
- 「それって、こう感じたの?」とやさしく聞き返す
このように、先回りせずに「聞く」ことを意識することで、誤解やすれ違いが減っていきます。
ENFJ同士だからこそ、言葉ではなく“想像”で判断してしまいがち。あえて丁寧に聞くことで、もっと分かり合える関係になります。
「わかってくれるはず」をやめる
ENFJ同士だと、「きっと伝わってるはず」「言わなくてもわかるよね」と思ってしまうことがあります。
でも、相手も同じように感じていたら、ふたりとも言わずに我慢するだけで終わってしまいます。
たとえば、
- 本当はさびしいのに言えなかった
- イライラしていた理由を伝えなかった
- 感謝を伝えず「わかるでしょ」と済ませた
こうした思い込みが重なると、関係にズレが生まれてしまいます。
だからこそ、「伝えなきゃ伝わらない」と意識し、当たり前のことでも口に出して伝えることが大切です。
感謝やねぎらいを言葉にする
ENFJ同士の関係では、「ありがとう」や「がんばってるね」といった言葉が、思っている以上に大きな意味をもちます。
心では感謝していても、言葉にしないと相手には伝わらないからです。
たとえば、
- 料理してくれてありがとう、と一言添える
- 疲れていそうな相手に「今日もおつかれさま」と声をかける
- 小さな思いやりにも「うれしかった」と伝える
このようなねぎらいの言葉があるだけで、安心感や愛情が育っていきます。
気づけるふたりだからこそ、言葉にして届けることが、より良い関係につながるのです。
ENFJさんに響く読書処方箋|「やさしさの先にある、自分の本音を見つけたいあなたへ」
タイトル:『手紙屋』
著者:喜多川泰
『手紙屋』は、10通の手紙を通じて、夢に向かう勇気や働く意味、心の持ち方を自然に学べる一冊。読んだあ自分の道に迷う若者と、正体不明の“手紙屋”とのやりとりを通して、生き方や働き方の本質を見つけていく物語です。考え方を押しつけるのではなく、読み手が「自分はどうしたいのか」をやさしく問いかけてくれます。
ENFJタイプの方は、まわりの人を大切にしすぎて、自分の気持ちを後まわしにしてしまうことが多いもの。この本は、そんなあなたに「あなた自身の夢は何ですか?」と静かに問いかけてくれます。心がふっと軽くなるような一冊です。
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まとめ|ENFJ同士は心の鏡
ENFJ同士は、おたがいの「よいところ」も「苦手な部分」も、まるで鏡のように映し合う関係です。
相性はとても良く、深いつながりを感じやすい反面、似ているからこそぶつかることもあるでしょう。
- 本音をこわがらずに伝えること
- 自分を犠牲にしすぎないこと
- 相手の気持ちを聞く余白をもつこと
心の鏡を大切にしながら、思いやりに満ちた絆を育んでくださいね。
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