ENFJ ESFJ 相性7選|恋愛も友情も共感だらけ(主人公)(領事官)

MBTI 恋愛・相性診断
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ENFJとESFJは、どちらも人の気持ちに寄りそい、やさしさを大切にするタイプです。似た者同士だからこそ「相性は良さそう」と思われがちですが、実はその裏に意外な注意点もあります。本記事では、ENFJとESFJの相性について、恋愛・友情の両面から7つのポイントに分けてくわしく解説します。おたがいの距離感や心のつながり方に悩んでいる方にも、きっとヒントになるはずです。

ENFJ ESFJ 相性とは?共感力の近さが生む安心感

ENFJとESFJの相性は、MBTIの中でもとても安定感があり、恋愛や友情のどちらにおいても信頼しやすい関係だといわれています。なぜなら、どちらも「人の気持ちに寄り添いたい」「誰かを助けたい」という思いやりを強く持っており、自然とおたがいに気をつかう姿勢が似ているからです。初対面でもすぐに打ち解けることが多く、「この人とはなんだか合う」と直感的に感じるタイプ同士です。

たとえば、ENFJは「人の未来」を見すえて行動する一方で、ESFJは「今この場の調和」を重んじる傾向があります。時間軸のとらえ方には少し差がありますが、どちらも周囲を大切にするという軸は共通しているため、考え方のずれは表に出にくいのです。恋愛関係では、思いやりにあふれたやさしい空気を共有できるため、刺激よりも安心感を重視する人にとっては理想的な相性といえるでしょう。

一方で、共感力が高すぎるがゆえに、遠慮が重なって本音を出しにくくなることもあります。おたがいに「気にしないでいいよ」と言いながらも、実は内心でがまんしている、というような場面があるかもしれません。こうしたすれ違いを防ぐには、感情を言葉で伝える習慣が大切です。

このように、ENFJとESFJの相性は「やさしさ」「共感」「安心感」を土台にした関係であり、落ち着いた信頼関係を築きやすい組み合わせです。

ENFJとESFJはなぜ似ている?

ENFJとESFJが似ている理由は、「他人を思いやる気持ちが強い」という共通点があるからです。両者ともに、自分よりも周りの人の気持ちや空気を優先しようとします。

たとえば以下のような点で共通しています:

  • 誰かのために動きたいという気持ちがある
  • 感情に寄りそって話を聞くのが得意
  • 対立よりも調和を大切にしたいと思っている

こうした特徴があることで、ENFJとESFJは似たような行動をとる場面が多くなります。
そのため、初対面でも「あ、この人とは合いそう」と感じやすいのです。似ていると安心しやすく、自然な信頼関係が生まれるのが、この2タイプの大きな魅力です。

恋愛と友情どちらでも相性が良い理由

ENFJとESFJは、恋人としても友人としても相性が良いと言われます。それは、おたがいにやさしさと共感を持って接することができるからです。

恋愛と友情で共通する相性のよさの理由は次のとおりです:

  • 感情を読み取る力が強く、気持ちに寄りそいやすい
  • ふだんから「ありがとう」や「ごめんね」が素直に言える
  • 小さな気配りや声かけを大切にしている

このような特徴があるため、ふたりの関係はとても自然です。
恋愛では安心感のあるやさしい関係に、友情では思いやりのある信頼関係になりやすいのです。どちらの場合でも、「一緒にいて楽だな」と感じることが、長く付き合える理由になります。

ENFJ ESFJ 相性① 共感しすぎて言葉がいらない

ENFJとESFJは、どちらも人の気持ちをくみ取る力にすぐれており、相手が何も言わなくても「今こう思っているんだな」と察することができます。この共感力の高さは、まるで言葉を使わなくても心が通じるような感覚を生み出します。だからこそ、初対面でも安心感があり、無理に話題をつくろうとしなくても、自然な空気感で一緒にいられるのです。

たとえば、ENFJは相手の表情や声のトーンから気持ちを読み取り、そっと寄り添う行動をとります。一方、ESFJも「今こうすれば相手が楽になるはず」と考えて動ける人です。このような気づかいの応酬が、おたがいにとって心地よく、言葉が少なくても「わかってもらえている」という安心感につながるのです。

ただし、この「察する関係」には注意点もあります。おたがいが空気を読み合いすぎることで、逆に言いたいことが言えず、本音を飲み込んでしまうこともあるからです。たとえば、ちょっとした不満やお願いごとを、「相手に気をつかわせたくないから」と伝えずにがまんする。すると、知らないうちに心の距離ができてしまうこともあります。

そのため、ENFJとESFJの相性がよいからこそ、あえて「言葉にすること」も大切です。わかり合えるから話さなくていい、ではなく、わかり合っているからこそ、ていねいに言葉を交わすことが、より深い関係を築くカギになります。

このように、ENFJとESFJは共感力の高さゆえに、言葉にしなくても心が通じ合う関係です。ただし、そのやさしさの裏にある「がまん」には気づく必要があります。次は、そんな2人がどのように助け合い、支え合っていくのかを見ていきましょう。

沈黙でも心が通じ合う理由

ENFJとESFJは、相手の気持ちを言葉にしなくても読み取れる力があります。そのため、沈黙の時間があっても気まずさを感じにくく、「言わなくても伝わる」安心感があるのです。

このように感じられる理由は、次の通りです:

  • 表情やしぐさから、気持ちを察することができる
  • 無理に話さなくても、おたがいにやさしく寄りそうことができる
  • 空気を大切にし、沈黙の意味を深く理解できる

ふたりは、まるで長年一緒にいるような安心感を共有しやすい関係です。
静かな時間を「退屈」ととらえず、「心地よい」と感じられるところに、ENFJとESFJの独特な絆の強さがあらわれています。

気をつかいすぎて疲れることもある

共感力の高いENFJとESFJは、相手の気持ちに寄りそおうとするあまり、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。その結果、無意識のうちに疲れてしまうことも少なくありません。

とくに気をつけたい場面は以下のとおりです:

  • 相手を思いやって言いたいことをがまんする
  • 自分の意見より、相手の希望を優先しすぎる
  • ほんとうは休みたいのに、笑顔で無理をしてしまう

このように、おたがいに「いい人」でいようとしすぎると、心の中に小さな不満がたまりやすくなります。
長くよい関係を続けるためには、「無理しすぎていないかな?」とおたがいに声をかけ合い、本音を少しずつ伝えていくことが大切です。

ENFJ ESFJ 相性② 助け合いの連続で絆が深まる

ENFJとESFJは、どちらも「人の役に立ちたい」「相手のために動きたい」という気持ちが強い性格です。そのため、自然とおたがいを助け合う関係になりやすく、日常の中で支え合う場面が多くなります。こうしたやさしさの積み重ねは、信頼と絆をゆっくりと深めていく大きな力となります。

たとえば、ENFJは相手の未来や可能性を信じて応援することが得意で、相手が落ち込んでいるときには「大丈夫だよ、一緒に頑張ろう」と前向きな声をかけます。一方、ESFJは今目の前にある問題に気づきやすく、「今日は疲れてるよね。これやっておくね」と、実際の行動で支えることができます。このように、支え方の方向性は少しちがいますが、根本にあるやさしさは同じです。

こうした関係では、「ありがとう」「助かったよ」といった言葉が日常的に交わされるため、おたがいへの感謝の気持ちが自然と深まります。そしてその感謝が、さらに相手を思いやる行動につながり、よい循環が生まれます。この“助け合いの連鎖”こそが、ENFJとESFJの関係を長続きさせる大きな要因なのです。

ただし、やさしさが強すぎるあまり、「自分を後回しにしてしまう」という共通の弱点もあります。たとえば、「相手が忙しそうだから、自分のお願いは言わないでおこう」とがまんするうちに、ストレスをためこんでしまうことがあります。助け合いの関係はすばらしいですが、どちらか一方が疲れすぎないように、バランスも大切です。

ENFJとESFJは、気づけばおたがいを支え合っている──そんな温かい関係性です。見返りを求めずに動けるやさしさは、簡単に築けるものではありません。この強い絆を長く保つためにも、自分の気持ちにもしっかり目を向けていくことが大切です。

見返りを求めないやさしさ

ENFJとESFJはどちらも、見返りを期待せずに相手を助けることができます。そのやさしさは自然なもので、「してあげた」という気持ちよりも「助けたくて動いた」という思いが強いのです。

このような無償の思いやりには、次のような特徴があります:

  • 相手が困っていれば、理由を問わず手を差し伸べる
  • 感謝の言葉がなくても、それで満足できる
  • 相手の喜ぶ顔を見るだけで、心が満たされる

こうしたやさしさがあるからこそ、ENFJとESFJの関係は深くなります。
「助けてくれてありがとう」よりも、「気づいたら支え合っていた」――そんな自然な助け合いが、このふたりの絆を強くするのです。

支え合いすぎて気づきにくい疲れ

支え合うことが得意なENFJとESFJですが、気づかぬうちに無理をしてしまうことがあります。「相手のために」と思う気持ちが強いからこそ、自分の限界に気づけないままがんばってしまうのです。

疲れが見えにくくなる原因には、次のようなものがあります:

  • 相手に気づかれないよう、笑顔でふるまう
  • 「自分より相手が大変だから」とがまんする
  • 休むことに罪悪感を覚えてしまう

ふたりとも気配り上手なので、疲れていてもそれを口に出せず、結果的に心の距離ができてしまうこともあります。
だからこそ、「無理してない?」と声をかけたり、「今日はちょっと疲れた」と素直に伝え合うことが大切です。支えることと休むこと、どちらも同じくらい大事にしてこそ、本当の信頼関係は長く続きます。

ENFJ ESFJ 相性③ 会話が途切れず心が明るくなる

ENFJとESFJは、どちらも人との会話をとても大切にするタイプです。相手の話をじっくり聞きながら、思いやりのある言葉で返すことが自然にできるため、話していて心があたたかくなる関係です。沈黙が苦手な点も似ており、「なんとなく話したくなる」「つい話しすぎてしまう」ような、にぎやかで明るい空気が生まれます。

たとえば、ENFJは「相手の気持ちの奥にある思い」に敏感で、会話の中でその本音を引き出すのが得意です。一方、ESFJは「相手が今なにを感じているか」をすばやく察知し、その場をやさしく包むような言葉選びができます。こうした会話の中では、おたがいに遠慮せずに気持ちを出せるようになるため、関係がぐっと深まっていきます。

また、ふだんのちょっとした雑談の中でも、笑顔が増えるのがENFJとESFJの特徴です。テレビ番組の話、最近読んだ本、友人との出来事──どんなテーマでも、相手の話に興味を持って聞けるため、話題が自然と広がります。沈黙が続いて気まずくなる心配が少なく、どんな場所でも楽しい時間を共有しやすい関係です。

しかし、注意点もあります。おたがいが「楽しい空気を保ちたい」と思うあまり、ネガティブな話題や本音の悩みを避けてしまう傾向があるのです。たとえば、「嫌だったこと」や「不満に思っていること」を言い出せずに心の中にためこんでしまうと、のちのち大きなすれ違いにつながることもあります。

だからこそ、ENFJとESFJが会話を楽しむだけでなく、「安心して弱音を出せる場」としても会話を使えるようになると、さらに深い信頼関係が築けます。おしゃべりが多い2人だからこそ、言葉を選びながらも、正直な気持ちを伝え合うことが大切です。

会話好きどうしの心地よさ

ENFJとESFJは、どちらも会話が好きで、話を通じて相手とつながることに喜びを感じるタイプです。そのため、一緒に過ごしていて話題が尽きることがなく、いつのまにか時間が過ぎてしまうような心地よさがあります。

ふたりの会話が心地よく感じられる理由は以下のとおりです:

  • 相手の話をよく聞き、うなずいたり反応を返すのが上手
  • おたがいに「話したい」と「聞きたい」のバランスがとれている
  • 感情を共有しようとする姿勢が自然に出ている

このような姿勢があることで、会話がただのやりとりではなく「気持ちの交流」になります。話すことで元気になれたり、心が軽くなったりする関係性は、とても大切です。
ふたりの会話は、ただの言葉ではなく「やさしさのキャッチボール」とも言えるでしょう。

沈黙が苦手な点には注意

ENFJとESFJは、沈黙が長く続くと「なにか悪いことをしたかな?」「気まずいと思われてないかな?」と心配してしまう傾向があります。話すことで安心するタイプだからこそ、沈黙を「不安の合図」と感じてしまうことがあるのです。

沈黙を苦手に感じる原因には、次のようなものがあります:

  • 相手の気持ちが見えないと不安になりやすい
  • 空気を保とうと無理に話題を探してしまう
  • 沈黙=距離ができたと感じてしまうことがある

こうした不安をやわらげるには、「沈黙=悪いことではない」と知っておくことが大切です。たとえば、「ちょっと静かにしたい時間だよ」と言葉で共有すれば、安心して沈黙を受け入れられます。
ふたりの相性をさらに深めるためには、話すことだけでなく、静かさを共有する力も育てていくことがポイントです。

ENFJ ESFJ 相性④ 価値観が近くてぶつかりにくい

ENFJとESFJの相性が良い理由のひとつに、「大切にしている価値観がとても似ている」点があります。たとえば、「人にやさしくしたい」「周りの空気をよくしたい」「みんなで仲良くしたい」といった思いを、どちらも自然と持っています。この共通点があるおかげで、大きなすれ違いや対立が起きにくく、安心して付き合える関係が築きやすいのです。

ENFJは、人の気持ちや未来の可能性に目を向けながら、理想を実現しようと行動するタイプです。一方、ESFJは今の現実に目を向け、「今ここで困っている人を助けたい」という思いを大切にします。目の向け方には少しちがいがあるものの、「誰かのために動くこと」に価値を感じている点は同じです。

このような価値観が似ている2人は、自然と「わかってくれる人だ」と感じやすく、相手の言動に対して過度な不安や不満を持ちにくい傾向があります。たとえば、どちらかが誰かのために予定を変更したり、つい自分のことを後回しにしたりしても、「それってすごくわかる」と共感し合えるのです。

また、2人ともルールやマナー、人との調和を大切にするため、大きなトラブルや言い合いになることも少ないでしょう。言葉を選んで話す習慣があるため、相手を傷つけないように配慮しながら意見を伝えることができます。

ただし、似ているからこその注意点もあります。それは「気をつかいすぎて、本音が見えなくなること」です。どちらも衝突を避けたい気持ちが強いため、言いたいことがあっても飲みこんでしまうことがあります。こうした遠慮が重なると、「なんとなく気まずい」「本当はどう思っているのかわからない」と感じる場面が出てくるかもしれません。

だからこそ、ENFJとESFJの関係では、「似ているから大丈夫」ではなく、「似ているからこそ話し合う」ことが大切です。おたがいの価値観を信じ合いながら、少しずつ本音を伝えていけると、よりいっそう信頼の深い関係になります。

おたがいに譲り合える関係

ENFJとESFJは、どちらも「自分より相手を優先したい」という気持ちが強く、自然と譲り合いができる関係です。話し合いの場面でも、争いになる前に「じゃあ、あなたの考えでいこう」と素直に受け入れることができます。

譲り合える関係がうまくいく理由は、次のとおりです:

  • 相手の立場に立って物事を考えられる
  • 勝ち負けより、気持ちの調和を大切にしている
  • 自分の考えを押しつけない姿勢が身についている

こうした譲り合いができると、トラブルが起きにくくなり、安心して関わることができます。ただし、どちらも「どうしたい?」と相手に任せがちになると、決断が進まないこともあるので、適度なリードも大切です。
譲るやさしさと、自分の意見を伝える勇気の両方を持てると、もっとよい関係が育っていきます。

自分の気持ちを後回しにしやすい

ENFJとESFJは、人の気持ちに敏感なぶん、自分のことは後まわしにしがちです。「自分の主張で空気を悪くしたくない」「相手の負担になりたくない」という思いが強く、言いたいことを飲みこんでしまう場面も少なくありません。

自分の気持ちを後回しにしてしまう例には、次のようなものがあります:

  • 本当は疲れているのに「大丈夫」と言ってしまう
  • 意見があるのに「任せるよ」と引いてしまう
  • 少し嫌だなと感じても、相手の気持ちを優先して我慢する

このような積み重ねが続くと、自分でも気づかないうちにストレスがたまり、ある日突然気持ちが限界を迎えてしまうこともあります。
だからこそ、ふたりの関係をよりよく保つためには、「遠慮せず伝える」ことが大事です。ほんのひとことでもいいので、「わたしはこう思ってるよ」と伝えることが、心の距離を近づけてくれます。

ENFJ ESFJ 相性⑤ リード型がいない分バランス型

ENFJとESFJの組み合わせは、どちらかが強く引っぱる「リーダー型」というよりも、おたがいに歩み寄る「バランス型」の関係です。上下関係がなく、自然と対等な立場で接することができるため、無理のないペースで信頼関係を築くことができます。

ENFJは相手の気持ちや状況に合わせて行動する柔軟さがあり、ESFJも周囲の空気を読みながら、自分が出すぎないように気をつかうことが多いです。その結果、どちらも「自分が前に出すぎないようにしよう」と思うため、ぶつかることなく物事を進めやすいのが特徴です。

たとえば、デートの計画を立てるときや友人同士の集まりでも、「どうしたい?」「あなたの希望を優先していいよ」と、思いやりあるやりとりが自然に生まれます。強引に話を進めることがないため、相手のペースを尊重した落ち着いた関係が続きやすいのです。

一方で、リード型がいない関係には、「決断が進みにくい」「迷ったまま話がまとまらない」といった弱点もあります。どちらも相手に気をつかいすぎて、「自分の意見を後回しにする」ことが続くと、いつの間にか物事が決まらず、もやもやがたまってしまうこともあります。

また、「こうしたい」と感じていても、「相手の意見を優先したほうがいいのかな」と遠慮してしまい、本音が伝わらないままになってしまうことも。このような状況が積み重なると、関係にすきま風が吹くきっかけになることがあります。

だからこそ、ENFJとESFJのようなバランス型の相性では、「思いやり」と同じくらい「率直さ」も大切です。「どうしたいか」「どこまでなら無理なく合わせられるか」を、やさしく言葉にすることが、おたがいの信頼をより深めるポイントになります。

似たもの同士でぶつかりにくいこの関係は、おたがいの思いを尊重しながら進めるからこそ心地よいのです。ただし、時には「自分の気持ちを先に伝える勇気」も持つことが、より良いパートナーシップや友情へとつながります。

対等で安心できる関係性

ENFJとESFJは、上下関係をつくろうとせず、おたがいを対等な立場として大切にしようとします。この「対等さ」がふたりの間に安心感を生み、長く続く関係の土台になります。

対等な関係が心地よい理由は、次のような点にあります:

  • 「こうしなさい」と命令されることがなく、おたがいを尊重できる
  • 気持ちのやりとりが一方通行にならず、自然に助け合える
  • どちらかが我慢し続けることが少なく、おたがいにとって心地よい

このように、ENFJとESFJは、上下ではなく“並んで歩く”イメージで付き合える関係です。主導権を争わずに、相手の意見に耳を傾けながら進める姿勢が、ふたりの絆をより深いものにしていきます。
強く引っぱる人がいないぶん、安心感が生まれ、心を開きやすくなるのが大きな特徴です。

リーダー不在で決断に時間がかかる

ENFJとESFJは、どちらも「相手の気持ちを大切にしたい」と考えるタイプです。そのため、「どちらが決めるか」という場面になると、遠慮し合って話が前に進みにくくなることがあります。

決断がにぶりやすい具体的な場面は、以下のようなときです:

  • デートの行き先や予定を決めるときに「どこでもいいよ」が続く
  • おたがいに「あなたの希望を優先したい」と譲り合ってしまう
  • 重要な選択で、誰も「最終的に決める」役を引き受けない

このようにリーダー不在のまま話を進めようとすると、優しさがかえって曖昧さにつながってしまうこともあります。
だからこそ、「じゃあ今日は私が決めるね」といった小さなリードを交互に取ることが大切です。やさしさのなかにも、ちょっとした決断力があると、関係がもっとスムーズになります。

ENFJ ESFJ 相性⑥ 恋愛ではペースが合いやすい

ENFJとESFJの恋愛は、ペースが似ているため、無理なく自然な形で関係が進んでいく傾向があります。どちらも急ぎすぎることなく、相手の気持ちを大切にしながら距離を縮めていくため、安心感のある恋愛ができるのが特徴です。焦らず、でもちゃんと進んでいく──そんなやさしいテンポの恋が、ふたりにはよく合います。

ENFJは、相手の未来を一緒に思い描きながら関係を深めたいと考えるタイプです。一方、ESFJは今の関係をしっかり支えながら、日々のやりとりを大切に積み上げていきます。目指す方向や考え方に少しの違いはあっても、「相手のことを思いやりながら丁寧に関係を築いていく」という姿勢は共通しているのです。

たとえば、付き合い始めのころに「いきなり距離を詰めすぎて戸惑う」といったすれ違いが起きにくく、おたがいのタイミングを自然と尊重できます。また、連絡の頻度やデートのペースなども似ていることが多く、過不足を感じにくい点もこの相性の強みです。

ただし、どちらも受け身になりがちな一面があるため、恋の進展がゆるやかすぎて「このままでいいのかな?」と不安になることもあります。とくにENFJは相手の心の動きを深く読み取ろうとしすぎて、自分から一歩踏み出すことをためらってしまうことがあり、ESFJも同様に「相手の気持ちを待とう」としてタイミングを逃してしまうことがあります。

このような状況を防ぐには、「どちらかが少し勇気を出して動く」ことが大切です。素直な言葉や小さな行動でも、恋愛のリズムはぐっと進みやすくなります。ふたりともやさしい性格だからこそ、相手を気づかう気持ちにまかせすぎず、「自分の気持ちも大切にする」ことが、より深いつながりにつながります。

ENFJとESFJの恋愛は、焦らずに少しずつ進んでいくことで、信頼と安心がしっかり育つ関係です。穏やかな歩幅で、ともに進んでいける恋を望む人にとって、このふたりの相性はとても心強いものになるでしょう。

安心感が恋に発展しやすい

ENFJとESFJの恋愛は、最初から激しく燃え上がるような関係というより、「一緒にいると落ち着く」「なんだか安心できる」と感じるところから始まります。この安心感こそが、恋へと自然につながるきっかけになるのです。

恋愛に発展しやすい理由は、次のような点にあります:

  • 初対面でも緊張しにくく、やさしい空気で関われる
  • 無理に自分をよく見せようとしなくても好かれる
  • 話さなくてもそばにいられる心地よさがある

ふたりとも、相手に合わせる力があるので、ケンカになりにくく、思いやりを持ったやさしい関係が自然と育ちます。「この人となら、長く一緒にいられそう」と感じたとき、それが恋の始まりになるのです。
安心できることは、恋を育てるうえでとても大切な土台になります。

進展のスピードが似ているメリット

ENFJとESFJは、恋愛関係の進み方が似ています。どちらも「じっくり相手を知ってから深めたい」と思うタイプなので、関係の進展スピードに差が出にくく、ストレスを感じにくいという特徴があります。

スピード感が合うことのメリットは次のとおりです:

  • 相手が早すぎて戸惑うことがなく、安心できる
  • 焦らず自然体のままで関係を育てられる
  • 同じくらいの距離感で気持ちを伝え合える

恋愛でうまくいかなくなる原因のひとつに、「気持ちの進み具合がちがう」という問題がありますが、ENFJとESFJにはその心配が少ないのです。
ふたりは歩く速さが似ているからこそ、途中でつまずくことなく、自然と手をつなげる関係へと進んでいきやすいのです。

ENFJ ESFJ 相性⑦ 友情では長続きしやすい関係

ENFJとESFJの友情は、まるで長年の親友のように自然と長続きしやすい関係です。なぜなら、どちらも相手を思いやる気持ちが強く、信頼を少しずつ積み重ねていくタイプだからです。派手さはないかもしれませんが、あたたかくて安心できる絆がゆっくりと育っていきます。

ENFJは、相手の気持ちを深くくみ取ろうとする姿勢があり、表面的な関係ではなく「本当のつながり」を大切にします。一方、ESFJは日常のなかで気配りを重ねていくことで信頼を築くタイプです。たとえば「大丈夫?」「無理しすぎてない?」といった、さりげない声かけや気づかいが、おたがいにとって心の支えになるのです。

この組み合わせでは、相手に対して無理に合わせたり競い合ったりすることが少なく、「ありのままの自分でいられる」関係を築きやすいのが特徴です。困ったときに頼り合えるのはもちろん、楽しいときには思いきり笑い合える、そんなバランスのとれた友情が自然と生まれます。

また、どちらも「人との関係を大切にしたい」という価値観を持っているため、ちょっとした気まずさや誤解があっても、時間をかけて修復しようとする努力ができる点も強みです。「ちゃんと話そう」「わかり合いたい」と思える誠実さが、友情を長く続ける力になります。

ただし、気をつかいすぎてしまうところが共通しているため、思っていることを言えないまま距離ができてしまう場合もあります。たとえば、どちらかが無理をして合わせすぎていた場合、それに気づかずに関係がぎくしゃくしてしまうことも。そんなときは、「遠慮せずに本音を伝えていいんだよ」という安心感をおたがいに持てることが大切です。

ENFJとESFJの友情は、急激に深まるというよりも、ゆっくり育ち、長く続く関係です。やさしさと誠実さを土台にしたこの絆は、どんな時期にも支えとなる、大切な存在になるでしょう。

やさしさが信頼に変わる瞬間

ENFJとESFJの友情には、すぐに強い絆が生まれるというより、時間をかけてやさしさが信頼に変わっていくという特徴があります。ふだんの小さな気づかいや思いやりの積み重ねが、「この人になら本音を話せる」と感じるきっかけになります。

やさしさが信頼に変わるのは、たとえばこんなときです:

  • 元気がないときにそっと声をかけてくれる
  • 誰かの悪口を言わず、やさしい言葉でなぐさめてくれる
  • 困っているときに、自分から助けようとしてくれる

このような行動にふれたとき、ふたりは「この人はちゃんとわかってくれる」と思うのです。
表面的なやさしさではなく、何度も重ねた思いやりが、本当の信頼へと変わっていきます。そんな瞬間にこそ、ENFJとESFJの友情の強さがあらわれます。

友情が深まるまでに必要な時間

ENFJとESFJの友情は、じっくり時間をかけて育つのが特徴です。最初からすぐに打ち解けることはあっても、心の奥で「本当に信じていい相手だ」と感じるには、ある程度の経験ややりとりが必要です。

友情を深めるために必要な時間とは、こんな経験の積み重ねです:

  • いいときだけでなく、落ち込んでいるときにもそばにいてくれる
  • 何気ない日常を何度も共有し、「いつもいる存在」になっていく
  • 小さなすれ違いを話し合って乗り越えた経験がある

このように、信頼は一度の出来事では生まれません。
おたがいの弱さを見せられたり、助けたり助けられたりする中で、「この人とは長くつき合えそう」と感じられるようになります。時間をかけて深まる友情は、表面的な関係とはちがう強さを持っています。

やさしさを持つあなたへ、がんばりすぎない選択肢を

ENFJやESFJタイプのあなたは、いつも周りの人を思いやり、必要とされることに喜びを感じてきたのではないでしょうか。でも、そのやさしさの裏で「本当はちょっと疲れている…」と感じているかもしれません。そんなときこそ、誰かのためではなく、自分の心をいたわる時間を持ってみてください。やさしさを自分にも向けられたとき、あなたの魅力はさらに輝きます。

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