「自分って変なのかな?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
INTPタイプは
独特の視点や論理的な思考を持つ一方で、
まわりから「頭おかしい」と言われて
戸惑った経験がある方も多いようです。
ですが、
その“ズレ”や“違和感”の中にこそ
あなただけの魅力や強みが隠れています。
この記事では、
INTPが誤解されやすい理由を7つに分けて紹介し、
考え方の背景や共感されにくさについて解説します。
あわせて、
自分らしさを肯定できるヒントや
おすすめの本も紹介しますので、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
INTPが「頭おかしい」と言われるのはなぜ?
自分では普通に考えているのに、
「なんか変わってるね」と言われた経験はありませんか?
INTPタイプは、
論理的で深く考える力がある一方、
その思考のクセが誤解されやすいこともあります。
特に
「空気を読まない」「突飛な発言をする」など、
日常の中でズレを感じやすい傾向があります。
でもそれは、
人とはちがう視点を持っている証でもあり、
あなたにしかない魅力でもあるのです。
ここでは、
INTPが「頭おかしい」と言われてしまう背景を
2つの視点から深掘りしていきます。
考えすぎてしまうタイプだから
INTPは、
目に見えることよりも「考えること」に重きを置くタイプです。
目の前の会話や出来事にも
「なぜそうなるのか?」をつい掘り下げてしまうため、
まわりからは反応が遅いように見えることもあります。
ですがそれは、
頭の中で情報を整理し、
答えを出すまでに一人で深く考えたいという特性ゆえの行動です。
この「沈黙」や「思考の間」が
まわりには不可解に映り、
「変な人」「ちょっとおかしい」と受け取られることがあります。
たとえばINTPは…
- 雑談中でも、論理的な裏づけを探そうとする
- 小さなことに対しても、なぜ?を繰り返す
- 人と違う仮説をいきなり持ち出すことがある
このような傾向があるため、
**「なんでそんなこと考えるの?」**と驚かれる場面もあるかもしれません。
でもそれは、
あなたの分析力や探究心のあらわれでもあるのです。
独自すぎる視点に共感されにくい
INTPタイプは、
ふつうの人が気にしないようなことに疑問をもち、
「もしこうだったら?」と想像をめぐらせることが得意です。
ただその結果、
常識とは少しズレた意見や発言になることもあり、
まわりに理解されにくくなってしまいます。
たとえば、
他人が感情的に話しているときに
「でもそれって論理的にはこうだよね」と返してしまったり、
空気を読まずに自分の考えを貫いてしまったりすることもあるでしょう。
具体的な例としては…
- 世間で話題のニュースに対し、真逆の視点で語る
- 感情よりも理屈で判断しようとする
- 「そんなことどうでもよくない?」と思われがちな点を語りたがる
このような行動は、
INTPの独立心や知的好奇心からくるものですが、
周囲の人には「変わってる」「よくわからない」と映ることがあります。
けれど、
その“独自の視点”こそが、
新しい気づきやアイデアの種になることもあるのです。
INTP 頭おかしいと言われる理由7選
INTPタイプは、
頭の中でたくさんのことを考えているのに、
うまく言葉にできなかったり、
まわりとの温度差を感じてしまったりすることがあります。
「どうして通じないんだろう…」
そんな戸惑いを抱えながらも、
自分なりの考え方を大切にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、
INTPが「頭おかしい」と言われやすい言動や背景を、
7つの視点からひも解いていきます。
① 論理で感情をスパッと切る
INTPは、
感情よりも論理を優先してしまう傾向があります。
そのため、
誰かが感情的に悩みを話していても、
「それはこうすれば解決するよ」と
すぐに合理的な答えを返してしまうことがあります。
この姿勢が
冷たく感じられたり、無神経に思われたりして、
誤解を招くことがあります。
たとえば…
- 「感情的な共感」より「論理的な答え」を返す
- 泣いている人に「泣いても変わらないよ」と言ってしまう
- 物事を効率で割り切ろうとする
INTPにとっては
相手のために真剣に考えて出した答えでも、
感情のケアがないように見えてしまうことがあるのです。
② とつぜん奇抜なアイデアを語り出す
INTPの思考は、
日常的な話題から突然ジャンプすることがあります。
それは、
頭の中であらゆる仮説や組み合わせをめぐらせているからこそ。
しかし、
他人から見ると「突拍子もない話を始めた」と驚かれることがあります。
たとえば…
- 「宇宙に住むにはどうしたらいいか」と突然語りだす
- 関係のないように見える話を急に結びつける
- 会話の途中で未来の話に飛躍する
INTPにとっては
筋道の通った思考の流れでも、
他人にはついていけないほど急展開に見えてしまうことがあるのです。
③ 興味のない話は一切聞かない
INTPは、
関心のあることには熱中する一方で、
興味がないことには極端に無関心です。
相手が一生懸命話していても、
「つまらない」「意味がない」と感じた瞬間に
態度や目線に出てしまうことがあります。
たとえば…
- 話を途中で遮ってしまう
- 別のことを考え始めて聞いていない
- 興味があるときだけ急に前のめりになる
このような態度が
「失礼」「変わってる」と思われる原因になりますが、
INTPにとっては
脳のリソースを有効に使いたいという無意識の選択でもあります。
④ 何を考えているか読めない
INTPは内向的で、
頭の中で思考を深めるタイプです。
そのため、
表情や態度には出さずに
ひとりで考えている時間がとても多いです。
結果的に、
周囲からは「何考えてるのかわからない」と言われがちになります。
たとえば…
- 話しかけても反応が薄い
- 無表情でじっとしていることが多い
- 集中するとまわりが見えなくなる
INTP自身は
人との距離をとっているつもりがなくても、
まわりには壁を感じさせてしまうことがあります。
⑤ 話の論点がズレて見える
INTPは、
一見すると関係ないような視点から話を組み立てることがあります。
それが「話が飛ぶ」「ズレてる」と思われる原因になります。
でも実際には、
INTPの中では
すべてがつながっている思考の流れなのです。
たとえば…
- 問題の根本を探ろうとして話が脱線する
- ひとつの言葉にひっかかって細かく分析する
- 全体を見ようとして細部の説明を後回しにする
こうしたズレは、
深く考えようとする姿勢の裏返しでもあります。
⑥ 空気を読まない発言で場が止まる
INTPは、
その場の雰囲気よりも「正しさ」を重視します。
そのため、
みんなが同調している話の中でも、
「それはおかしいと思う」とはっきり口に出してしまうことがあります。
結果、
会話が止まったり、場の空気が凍ったりすることも…。
たとえば…
- 賛同を求められても納得しなければ同意しない
- 「なんでそれでいいの?」と疑問を口にする
- 話の矛盾をすぐに指摘する
INTPにとっては
正確さと誠実さの表現ですが、
まわりには「無神経」と受け取られてしまうことがあるのです。
⑦ 一人の世界に没頭しすぎる
INTPは、
自分の興味のあることに対して
とことん没頭する集中力を持っています。
ただその一方で、
まわりとのやりとりを忘れてしまうこともあります。
それが「変わってる」「距離を感じる」と思われてしまう原因です。
たとえば…
- 気づくと何時間も同じ作業をしている
- 話しかけられても気づかないことがある
- 気になったことを調べすぎて寝るのを忘れる
このような没頭のしかたは、
INTPの探究心と創造性の強さを表しています。
けれど、ときには
人との関係にも目を向けてみることが大切かもしれません。
その“ズレ”は、武器にもなります
「なんかズレてるよね」
そんな言葉を言われた経験があるINTPタイプの方も
少なくないかもしれません。
でもその“ズレ”は、
周囲と違うものの見方ができる
あなただけの強みでもあるのです。
論点の切り口や考え方が独特だからこそ、
気づけることがあります。
その力を活かせれば、
誰にも思いつかないアイデアや視点を
武器に変えることができます。
改善・活かし方としては、次のような工夫があります。
- 一歩引いて自分の話し方を振り返る
自分の中では筋が通っていても、伝え方によっては「なんで急にその話?」と見られてしまいます。一度立ち止まり、相手がどう感じるかを意識してみましょう。 - 話す前に少しだけ前提を共有する
突然の飛躍を避けるには、「これって〇〇から考えたんだけど…」と出発点を示してから話すと、相手も流れを追いやすくなります。 - あえてズレを活かせる場を選ぶ
自由に発想できる場や、独自の仮説が歓迎される環境では、INTPのユニークな視点が光ります。人と比べすぎず、自分に合う場所を探すことも大切です。
まわりと同じでないことは、
決して欠点ではありません。
あなたの思考のクセこそが、
新しい価値を生み出す原動力になります。
無理に合わせるのではなく、
“伝え方”と“場所”を整えることで、
そのズレは、唯一無二の強みに変わっていくのです。
読書処方箋|考えすぎる自分を責めないで
頭の中ではずっと考えているのに、
うまく言葉にできずに
「変わってる」と思われてしまうことはありませんか?
INTPタイプは、
深く考える力に恵まれている分、
周囲とすれ違いやすい場面も多くなりがちです。
自分の考えを伝えるのが苦手だったり、
人間関係の“ふわっとした空気”に
なじめずモヤモヤすることもあるかもしれません。
でも、あなたのその思考は
本当はとても価値あるものです。
読書という静かな時間を通じて、
自分の内面を調えるヒントを受け取ってみませんか?
ここでは、INTPタイプの繊細な思考と相性のよい3冊をご紹介します。
『新時代の話す力 君の声を自分らしく生きる武器にする』緒方 憲太郎
話すことに自信が持てず、
「何を言えばいいのか分からない」と
感じるINTPタイプにおすすめの1冊です。
本書は、
“正解の話し方”ではなく、
“自分らしさ”を軸にした表現のしかた
を教えてくれます。
論理的に考える力はあるのに、
人前で話すとなると急に不安になる。
そんな“ズレ”をやさしく埋めてくれる内容です。
印象的なポイントは以下の通りです。
- 「話す=外に向けた思考の整理」と捉える新しい視点
- 声や表情も含めた「伝わり方」のトレーニング方法
- 無理せず自分の言葉を育てるための実践アドバイス
自分の思考に自信があっても、
伝える力に悩むことは誰にでもあります。
この本は、
「そのままの自分」で表現できるようになる
ヒントを与えてくれる一冊です。
『説明の一流、二流、三流』桐生 稔
INTPタイプが得意とする「論理的な説明」ですが、
その伝え方にズレがあると、
「何言ってるかわからない」と言われてしまうこともあります。
この本では、
一流の人がどのように相手の理解に寄り添って
“伝わる説明”を組み立てているかが
とても具体的に紹介されています。
自分の頭の中では理屈が通っていても、
相手に伝えるには別の工夫が必要です。
本書から得られる学びは以下のようなものです。
- 三流は話しすぎる、一流は相手に合わせて言葉を選ぶ
- 構造化して話すことの大切さ(PREP法やピラミッド構造)
- 「伝えたいこと」より「相手が理解できる形」を重視する姿勢
INTPの頭の良さは、
「伝える力」とセットで活かすことで
本当の武器になります。
この本は、その橋渡しをしてくれる実用書です。
『働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる』橘 玲
組織のルールや慣習に合わせるのが苦手で、
「なぜこんな無駄なことを?」と
違和感を抱いてしまうINTPタイプの方へ。
本書は、
これまでの働き方(2.0)と、
これから求められる個人主導の働き方(4.0)との違いを通じて、
自分に合った「自由な働き方」を見つけるヒントをくれます。
論理性と独立心をもつINTPにとって、
旧来の会社組織は窮屈に感じやすいものです。
そんな中でも、
どうやって自分らしい選択をしていけるかが丁寧に語られています。
印象的な考え方は以下の通りです。
- 「正社員という幻想」から抜け出す自由な思考法
- スキルと信用を積み上げていく“個人資本主義”の時代
- 「好きなことをして食べていく」現実的な戦略
現状に違和感を覚えながらも、
「どう生きていけばいいかわからない」
そんな悩みを持つINTPに、
新しい視野をひらいてくれる1冊です。
必要以上に自分を責めなくても大丈夫です。
あなたの思考は、とてもユニークで、価値があります。
それを活かせる「考え方」や「伝え方」「働き方」は、
本の中にたくさんヒントがあります。
どうか、心が疲れたときこそ
一人でページをめくる時間を持ってみてください。
もし、
INTPという性格タイプそのものについて
もっと深く知りたくなったら、
こちらの1冊もおすすめです。👇
『INTP型自分の取扱説明書』しゃかいねこ
考えすぎてしまう自分を持て余したり、
周囲との違和感に悩んだ経験はありませんか?
INTPタイプは頭の中で複雑な思考を巡らせ、
言葉にする前にあらゆる可能性を検討してしまう傾向があります。
そのため、
「何を考えているのかわからない」
「ちょっと変わってるよね」
と誤解されてしまうことも。
この本は、そんなINTPの思考パターンや行動傾向を
とてもわかりやすく、やさしい言葉で解き明かしてくれます。
著者自身がINTPタイプであるため、
外からではわかりにくい
「内面の動き」や「つまずきやすいポイント」が
リアルに描かれているのが特長です。
特に印象的なポイントは以下のとおりです。
- なぜ「急に話しかけられると反応できない」のか
- 「考えてばかりで行動できない」本当の理由
- 「好きなことなのに続かない」のはなぜ?
これらのテーマに、
「あるある…!」と共感できる方も多いはずです。
自分を深く知ることで、
つい責めてしまいがちな自分の思考回路に
やさしく目を向けられるようになります。
「こんな自分でも、大丈夫なんだ」
そう思える一歩をくれる
心強い一冊です。
そして、
MBTIタイプ別の性格本も気になる方へ
「自分の性格をもっと詳しく知りたい」
「他のタイプも見てみたい」
気になる性格タイプのことを、
もっと深く知ってみたくなった方へ。
じつは
MBTIタイプ別の「性格の取扱説明書」のような本も、
今なら無料で読めるものがあります。
あなた自身のことはもちろん、
身近な人のタイプについて知ることで、
ちょっとしたすれ違いもやさしく解けていくかもしれません。
よければ、▼ 以下のリストから気になる本を見つけて
無料で読んでみてくださいね。
他のタイプの「頭おかしい理由」も見てみる?
INTPタイプは
とくに思考が深く、
その分だけ誤解もされやすいと言われます。
そして
「自分だけがおかしいのでは?」
と不安になる瞬間もあるかもしれません。
だけど
どのMBTIタイプにも、
少し変わって見える一面はあります。
だからこそ
他のタイプと比べてみることで
あなたの個性もより立体的に見えてきます。
このあとの一覧から
気になるタイプをのぞいてみてください。
頭おかしい
- 🔗 ENFP 頭おかしいと言われる7つの理由|破天荒でも魅力的な本音とは?(運動家)
- 🔗 INTP 頭おかしいと言われる理由7選|誤解されやすい思考と魅力(論理学者)
- 🔗 ESTP(起業家) → 順次公開予定
- 🔗 ENTP(討論者) → 順次公開予定
- 🔗 ENFJ(主人公) → 順次公開予定
おわりに|その思考の深さが、あなただけの強さです
他の人には
「考えすぎ」「変わってる」
と言われることがあっても、
その深くて広い思考は、
INTPタイプならではの大きな魅力です。
自分でも気づかないうちに
人の心をほぐしていたり、
本質を見抜くひと言で救っていたり。
その力は、
一人で静かに思索する時間の中で
少しずつ育ってきたものだと思います。
だから、
わかってもらえないと感じる日があっても、
どうか、
そのやさしくて鋭い頭の中を
あなた自身が否定しないでくださいね。
——しおんより📚
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「INTPは頭がおかしいのでは?」
と感じた経験がある方へ。
その疑問の背景には、
独特な思考回路や人との距離感など、
INTPタイプ特有の性格が関係しているかもしれません。
今回は、
・冷静すぎて「感情がない」と思われる理由
・恋愛で誤解されやすい態度
・向いている仕事や働き方の特徴
など、INTPの内面に深くせまった
関連記事をまとめています。
気になるテーマがあれば、
ぜひあわせて読んでみてくださいね。
INTP(論理学者)
| ▶ 怒らない | ▶ 女 見た目 | ▶ 男 あるある |
| ▶ 女 モテない | ▶ 女性 割合 | ▶ 言ってはいけない |
| ▶ INFJ 合わない | ▶ INFJ ゴールデンペア | ▶ 日本 合わない |
| ▶ 女 モテる | ▶ 仕事できない | ▶ 愛情表現 |
| ▶ 好きな人への態度 | ▶ 頭おかしい |
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MBTI 16タイプ別 【性格の特徴】
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MBTI 16タイプ別【相性ランキング】

















